お疲れ様です。今回は「スクワットを継続して最短で腹筋を割ろう!筋トレで記憶力を向上させ、地頭もメンタルも良くなる」についてお伝えします。
筋トレで記憶力が向上し、地頭もメンタルも強くなる
勉強したり本を読んだりしているときに、もっと記憶力を上げたいと思ったことはありませんか?記憶力を上げるには何が必要なのかを調べた研究があります。それによると、特定の種類の軽い筋トレが役に立つという結果が出ています。
昔から、筋トレをすると頭が良くなる、頭の回転が速くなる、ストレスに強くなる、メンタルが強くなるといわれてきました。こうした筋トレの効果をご存じの方も多いと思います。
でも、こんなことをいうと、「筋トレをやっているのに頭が良くならないのは何故?」と疑問になる人もいるかと思います。
これは、頭は良くなっているのに勉強をしていないからです。つまり、宝の持ち腐れです。最高級の調理環境が整っているのに、料理をしない人という感じです。基本的に地頭の部分は良くなり、メンタルも強くなっているのですから、やはり筋トレをしたほうがいいと言えるでしょう。
筋トレで脳にまわる血流が増え、記憶力が1.5倍に
ある研究では、勉強をする前に筋トレをしてもらい、勉強の内容がどれくらい記憶に残ったのかを調べる実験を行ったのですが、結論からいうと、1.5倍も記憶力が上がったそうです。
実験は、参加者が勉強する前に、脚を動かすレッグエクステンションを50回やってもらいました。ジムに通っていない人は、普通のスクワット50回でも大丈夫です。脚の大きな筋肉を動かすと血行が良くなり、脳にまわる血液量が増えます。
この実験では、レッグエクステンションを50回やってから勉強し、2日後にどれくらい覚えているかをテストしました。すると、レッグエクステンションを行った被験者は、筋トレをしなかった被験者に比べて、エピソード記憶の能力が50%も上がったのです。
エピソード記憶は、「昨日は何を食べましたか」「5年前の楽しい思い出の概要を話してください」といった質問に答えてもらうテストです。
記憶のなかには、例えば昔観た映画を思い出すときに、「あの主人公はこういった性格で、こういう行動をとった、すると…」というように、エピソード形式で覚えているものもあります。筋トレをすると、こうしたエピソード形式の記憶力が高まるのです。
何か覚えたいときは、一緒に筋トレ
なぜこんなことが起こるのかというと、筋トレをするとドーパミンやアドレナリンというホルモンが分泌されます。ドーパミンやアドレナリンはテンションを上げるホルモンであり、感情を浮き立たせる効果があります。その結果、感情に訴えるようなエピソードほど、筋トレをすると心に残りやすくなるのです。
ちなみに、このとき行う筋トレは、脚の運動でなくても大丈夫です。何かを覚えようとするときは、一緒に筋トレをすると良いのです。
これは、小説を読む際はもちろん、実用書や専門書、教科書などを読む際にも使えます。読み進めながら、「これは面白い」「これは理不尽だろう」と、自分の中で記憶をエピソード化すれば良いのです。円周率のような数字を覚えるのは難しいかもしれませんが、普通の本ならかなり記憶することができます。
また、勉強の前に腕立て伏せやスクワットなどを行うと、1.5倍も記憶が残りやすくなるので、是非やってみてください。スクワット50回が厳しかったら、30回でも構いません。ちなみに、スクワット50回というと大変そうに感じますが、慣れてしまえば案外あっさりできるようになります。
最短で腹筋を割る方法
よく「腹筋を割りたい」と言って、腹筋だけ鍛える方もいるかと思います。それに対して思い当たることが3つあります。
一つ目は、腹筋を割るのはさほど意味がないということです。腹筋だけ鍛えても、腹筋は割れません。腹筋が割れるというのは、腹筋が6つに分かれて見える状態をいうわけですが、これは筋肉がそれなりにあって、皮膚の下にあまり脂肪がない状態にする必要があります。
ということは、ただ腹筋を鍛えるトレーニングをするだけでなく、脂肪を減らさないと意味がありません。つまり、腹筋運動よりも、全身を鍛えるスクワットのようなトレーニングを行ったほうが良いということになります。
二つ目は、腹筋ローラーなどの腹筋を鍛える器具を使った場合と、普通にシンプルなスクワットをやった場合を比べた研究によると、実は腹筋トレーニング系の器具にはあまり意味がないことが明らかになっています。むしろ普通のトレーニングをやったほうがいいようです。
三つ目は、そもそも腹筋を割るためには、カロリー制限をしないとダメだということです。要するに、お腹の脂肪を落とさなければならないのです。
極端な例ですが、相撲の力士の腹筋の筋肉量はものすごいです。でも、彼らの腹筋は割れているように見えません。これは意図的にですが、脂肪がたっぷりあるからです。腹筋が割れる状態にするには、何らかの方法で摂取カロリーを減らす必要があるということになります。是非、参考にしてみてください。
今回の内容は以上になります。ご閲覧ありがとうございました。