お疲れ様です。今回は「トクホの商品は本当に安全?コンビニで選んでいけない危険な商品と無駄買いを防ぐ方法」についてお伝えします。
選んではいけない危険な商品
仕事などで忙しい日などは、昼食や夕食をコンビニで買って済ませるという人が多いのではないでしょうか。そんなときに、絶対に選んではいけない商品をご紹介します。
それは、「健康に良い」といわれている商品にも意外な落とし穴があるので、健康を意識するのなら、加工度の少ない、自然のものを食べるようにしましょう。
具体的には、「脂肪を減らす」「コレステロール値を下げる」「血圧を下げる」や「トクホ」などを宣伝していないものが良いと思います。
「健康そうなものの害」というのをご存じでしょうか。例えば、ファストフード店で、ハンバーガーと並んで、新鮮な野菜のサラダがメニューにある場合と無い場合では、どちらが健康的なメニューを注文する可能性が高いと思いますか?
普通に考えると、メニューにサラダが入っているほうが健康を意識した商品を注文しやすいと思いますが、実際は逆なのです。
体に良さそうなサラダが選択肢にあるというだけで、「健康的なものを食べようと思えば食べられるけど、まあ今日はいいや」と、あえて大きいサイズのハンバーガーを頼んだりするのです。
健康食品やトクホのマークが付いている商品も同じです。体脂肪を減らすと謳っている飲料を飲んでいるから大丈夫と言いながら、山盛りのポテトや唐揚げを食べていては意味がありません。
つまり、心理的には、健康に良いとされる食べ物を言い訳にして、不健康に繋がる行動を助長している危険性があるのです。
私の場合も、「野菜ジュースを飲んでいるから野菜自体はあんまり食べなくても大丈夫だろう」と思っていたので気を付けよう…。
コンビニで無駄買いを防ぐ方法
コンビニに行くと、買う必要が無いのについついお菓子を買ってしまうことがあると思いますが、これを防ぐ意外と簡単な方法があります。
人間はどのような状況のときに健康的な食べ物を選び、お菓子やファストフードといったジャンキーな食べ物を避けるか、ということを調べた研究があります。
ブライアン・ワンシンクという食心理学の第一人者が行なった研究で、まず、120人の参加者を次の3つのグループに分けます。
- 特に何もしなかったグループ
- 事前にひとかけらのクッキーを食べてもらったグループ
- 事前にひとかけらのリンゴを食べてもらったグループ
そして、それぞれのグループにスーパーへ買い物に行ってもらったところ、結果は次のようになりました。
- リンゴを食べたグループは、クッキーを食べたグループよりも28%、野菜や果物といった健康的な食品を買う確率が高かった
- リンゴを食べたグループは、何もしなかったグループよりも25%、野菜や果物といった健康的な食品を買う確率が高かった
更に、この3つのグループに様々な食品を選んでもらいました。その結果は次のようになりました。
- クッキーを食べたグループは、何もしなかったグループよりも、より高カロリーな食品を選ぶ傾向があった
- リンゴを食べたグループは、他のグループに比べて、全体的に低カロリーな食品を選ぶ傾向があった
つまり、コンビニに行く前に、リンゴなどの果物をひとかけら食べておくだけで、健康的な食品を選び、ジャンクフードな商品を選びにくくなるというのです。
マインドセットで誘惑に強くなる
これは、健康を意識するマインドセットが一時的につくられるからです。
人間の脳に健康的なイメージをすり込んでおくだけで、ジャンクフード等の誘惑に強くなるのです。ちなみに、リンゴでなくても、他の野菜や果物でも効果があります。
会社にお菓子を置いておく場合は、無塩のナッツなどがいいと思います。息抜きにコンビニへ買い物に行くような場合に、ナッツを一口食べてから行くことで誘惑にも強くなります。
健康に気を使っているイメージが付けば良いので、体に良いことが科学的に証明されているサプリメントを摂ってから行くだけでも選び方が変わると思われます。
ちなみに、これは写真でも大丈夫です。健康を意識するような写真やラベルを見るだけでも効果があることが分かっています。スマホ等に健康を連想するような画像を入れておき、コンビニへ行く前に見るようにすると、自然と身体に悪い食品を避けるようになり、選択も間違わないようになります。
また、当然な話ですが、人間はお腹が空いているときに無駄な買い物をしてしまいます。お昼や夕方の空腹になりやすい時間帯にコンビニへ行くのは、基本的には避けるように注意して下さい。
今回の内容は以上になります。ご閲覧ありがとうございました。