お疲れ様です。今回は「見た目をディスる人は最悪!関わるのを避けるべき最悪な危険人物」についてお伝えします。
見た目を馬鹿にする、ディスる人は最悪
その相手は、ディスる人です。こちらを軽蔑するような態度を見せる人、からかってくる人とは極力関わらない、又は関係を断つように心掛けましょう。中でも、身体的特徴をネタにしたり馬鹿にする人は最悪です。
例えば、カナダのウォータールー大学が行ったある研究があります。研究チームは、18歳から21歳の「自分の体重に問題があると感じている女性」を対象に調査を実施しました。
彼女たちが、家族や恋人、友達に自分の体形について、どのような反応をされたかを5か月間追跡し、その3か月後に体重がどう変化したかを計測しました。
すると、「ダイエットした方がいいんじゃないの?」「太り過ぎて恥ずかしくないのか」「意志が弱いから食べ過ぎるんだよ」等、軽蔑やからかいの強い否定的な言葉を投げかけられた女性は、平均2kgも体重が増加していたのです。
逆に、体型について「今のままでも全く問題ないよ」「そのままの貴女でいていいんだよ」「いつも頑張っている姿を見ているから」等、肯定的な言葉をかけられた女性は、体重が平均0.5kg減少していました。
つまり、自分の周りに肯定的な人がいる場合と、ディスる人がいる場合では、全く逆の現象が起こるということです。見た目をからかわれるとそれがストレスになり、かえって食べ過ぎを招いて体重が増加します。
一方で、本人の体調を心配してくれる等、肯定的な言葉をかけてくれる人がいると、承認欲求が満たされます。すると、自己コントロール能力や意思決定力が向上し、過食が抑えられてダイエットも上手くいくようになるため、体重がコントロールできるようになるというわけです。
周囲にいる人の質の違いで起こるこうした変化は、身体的なこと以外でも確認されています。
例えば、時間にルーズなことに悩みを抱えてる人に対して、「ギリギリで出勤するような奴は論外。そんな奴の話なんか真剣に聞かんでええ」など、ディスる言葉を浴びせる先輩や上司がそばにいると、状態は更に悪化します。
しかし、「時間にルーズだけど、君は自由な感覚を持っていて、他の人とは違う発想で物事を観察しているよね」など、悪いところは指摘しつつ、良い面を評価して気づかせてくれる上司が側にいると、本人は本来持っている力を発揮していくようになります。
大切なのは、ディスってくる人を遠ざけ、自分のことを真剣に考えてくれる人の側にいることです。
関係を切るための基準、SNSはより危険性が高い
それぞれが抱えているコンプレックスは、いじられるほど強化されてしまいます。すでにご自身が属しているネットワークを再確認して、もし「何度も馬鹿にしたりネタにしてくる人」がいるなら、関係を切りましょう。
そして、「悪い部分は指摘しながらも、心配して適切に助けてくれる人」がいれば、より真剣に、親密に付き合うように心掛けましょう。関係を切る基準となる、ディスる人の共通点は以下の通りです。
- 努力している人のことを冷ややかな目で見る人
- 表面上では応援しつつも、裏では悪口言う人
- 他人をネタにして笑いを取ろうとする人
- 特定の人の些細な欠点などを取り上げてネタにする人
- 他者をレッテル貼りで一括りにする人
こうした傾向は、SNSやネット等ではより拡大されて表に出てきます。表面上は良い人に見えても、ネットでは本性をむき出しにして、他人を馬鹿にしていることもあるのです。本来は温厚な人が、他人に対して攻撃的になる背景には、ストレスが大きく関係しています。
ストレスが高まっているときにネガティブな感情に襲われると、それが攻撃性に変わって周囲をディスってしまうのです。
私も、ちょっとしたことで攻撃的にならないよう、運動や睡眠を十分に取るなどのストレスケアを日頃から行うように継続しようと改めて思いました。
今回の内容は以上になります。ご閲覧ありがとうございました。